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執筆者の写真Mamiko Kikuchi

コーヒーを五感で感じて描こう!

 9月。六本松の「COFFEEMAN」さんご協力のもと「コーヒーを五感で感じてコーヒーにまつわるエトセトラを描こう!」をテーマにレッスンを行いました。

 アトリエでは常々、絵を描く時にただ目の前にあるものを見たまま描くのではなく、自分が五感で感じたことを大事にして、その感じたことを表現してもらいたいと思っています。もしかしたら今回、子供達にとってコーヒーは身近な存在とは言えなかったかもしれませんが、コーヒーについて多くのことを知ってもらって、五感で感じてそして絵にしてみるという貴重な体験になったのではないかなと思います。

レッスン内容をご紹介します。

❶コーヒーが栽培されているブラジルの農園の動画を、いろいろなことを発見してもらいながら見ました。コーヒーの木はどのくらいの高さ?コーヒーの実の色はどんな色?実を食べたらどんな味?

 大量の実が収穫されて天日干しされている風景、機械で選別されているところ、袋に詰められて出荷を待つところなど様々な場面の動画も見ました。

❷世界の様々な国から日本にやってきたコーヒーの生豆を観察しました。焙煎されていない生の豆は色が白くて硬いこと、匂いがないことに気づいてくれました。また地球儀を使って、コーヒー豆が収穫される国にシールを貼って共通点を探してもらいました。地球儀の真ん中あたり(赤道近く)に産地が集まっていることに気づいてくれました。

❸焙煎について学びました。白い生豆を火にかけるとだんだん黒くなって、香りが出てくることを知ってもらいました。

❹コーヒー豆をミルでひいて粉にしてお湯を注いだらコーヒーの完成!味わってみました。(多めのお湯でコーヒーを入れて一口だけ、飲める子に味見してもらいました)

 体験の中で子供達からは様々な声が上がっていました。焙煎前の生豆の匂いをかいで「自然の匂い、草の匂いがする!」と話す子、焙煎後の豆の匂いをかいで「匂いがめっちゃよくなった!ココアやチョコと同じ匂い、甘い、焦げたパンの黒いところの匂い、苦い、コクが増した、といろいろな感想を話してくれました。

 「COFFEEMAN」店主、江口さんには様々な種類のコーヒー豆、貴重な道具、資料等をご準備いただき子供達のためにお貸出しくださいました。「COFFEEMAN」さんは大変素敵なお店です。ぜひ足を運んで美味しいコーヒを味わってみられてください!










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