12月はカレンダーをつくりました。テーマは「1〜12の数字をデザインする」です。
ところで「デザイン」とはなんでしょうか?ある辞書には
〜「美しさ」や「使いやすさ」などの狙いを実現するために創意工夫すること〜
とありました。私たちの生活をより豊かなものにするため、身の回りの様々なものがデザインされています。今回のテーマ「数字のデザイン」。私たちがよく目にする「明朝体」「ゴシック体」などのフォントは、より多くの人にとってわかりやすく見やすいように、文字、数字がデザインされたものです。
しかし今回は子供達に、今みんなが表現したいものを盛り込んだ「自分だけのデザイン」をしてもらいました。季節の行事をヒントに表現した子、数字の形を何かに見立てて表現した子、とにかく自分が好きな模様、色で表現した子、様々でした。中には、どうしたらいいかわからない・・手が進まない・・という子もいました。アトリエの課題は今までにやったことがないことが多いと思います。初めて何かをする時、0から1を生み出す時は「産みの苦しみ」というのでしょうか、いい案が思いつかず苦しい時があります。しかしアトリエでは様々なヒントをお伝えして、思いついたことをただ紙に描いてみることところからやってごらんと話します。はじめの一歩ができると、おもしろいものでその後はどんどんアイデアがあふれてきます。「あ!こんなのはどうかな?」「この形おもしろいな!」「どっちがいいかな?」とどんどんてが動くようになります。
アトリエでは画一的なものを制作するのではなく、なるべく子供一人一人オリジナルの表現ができるお手伝いができたらと思っています。
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